嘉友の稽古をしました。嘉友(かゆう)とは、亭主と客4人の5名で行われ、折居という札を引いて、当たった札によって花を生ける、香を聞く、お茶を点てるという役割が決まるゲームのようなものですが、お香、茶花、花月の稽古要素が盛り込まれていてゲームの体裁をとりながら稽古になっています。中でもお香を聞く所作が熟達していると美しいものです。香りを嗅ぐことを「聞く」というのも風雅です〜。それは香炉を左手に持ち、右手で蓋のように被い指で作った穴から、まず右側に顔を傾けて右の鼻で聞き右の袂にふっと吐く、次に左に顔を傾け左の鼻で聞き左の袂に吐く、また右で聞き吐く。。片鼻ずつというところがヨガの呼吸法を思い出しました。先輩の所作は決まっていて、しっとりとして色っぽく、見とれてしまいました。*写真は香盆(お香のセット)です。
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